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2023-01-04

逆まつ毛の治療とは

逆まつ毛の治療とは

数本程度のものであれば、外来で定期的にまつ毛を抜いて、角膜保護剤や感染予防のための抗菌剤点眼だけでもよいのですが、抜いても結局数週間のうちに生えてきます。

根治療法は手術しかありません。
手術は前述した通り、上まぶたか下まぶた、小児に起きる睫毛内反症か加齢にともなう眼瞼内反症か、睫毛乱生と様々あるため、それぞれに対しての術式があります。

例えば、上眼瞼の睫毛内反症であれば二重まぶたを作るのと同じ術式、埋没法(縫合法)を行い、小児の下眼瞼睫毛内反症であれば余った皮膚を切除して縫い合わせる方法(皮膚切開法)。
加齢にともなう眼瞼内反症の中でも下眼瞼牽引筋群が緩んでまぶたがクルっと内側に巻き込まれるようなタイプは、下眼瞼牽引筋群を縫い縮める方法(眼瞼下制筋前転法)を行ったり、靭帯が緩んでだらんと、まぶたが垂れ下がっているようなタイプは横方向に短縮切除する方法など、様々な術式があります。

また、成人であれば手術は局所麻酔下で日帰りで行うことが可能ですが、小児の場合(通常中学生くらいまで)は全身麻酔下での手術となるため、入院が必要となります。

また、小児の先天性内反症(睫毛内反症)は1才くらいであれば自然に治ることがありますが、それ以降になると自然に治ることはほとんどありません。
特に自覚症状(異物感、充血、まぶしがるなど)がなければ、特に何もせずに様子をみることがありますが、やはりいずれは手術が必要になります。

手術するタイミングは就学時前に行うことが多いですが、異常にまぶしがる、よく目をこする、角膜に傷がつくことによって視力障害をきたす場合は、もっと早い段階(2.3才頃)でも手術を行うこともあります。
逆に、自覚症状がない場合は、局所麻酔ができる年齢まで待ってから行うケースもあります。

逆まつ毛は程度によっては手術が必要になるため、目の異物感、メヤニ、充血、特にお子さんの場合はよく目をこする、まぶしがる、目をパチパチして見づらそうにするといった症状がある場合は、眼科受診をして逆まつ毛の有無や程度、角膜の状態を検査し、必要であればまぶたの治療を専門的に行っている眼科医院にて手術を受ける必要があります。

当院では局所麻酔下での内反症手術は定期的に行っております。
小児で全身麻酔が必要なケースや重症例、特殊なケースは中京病院に紹介させていただきますが、そこでも私自身が出向いて執刀をさせていただいております。

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